□ ネイルチップのサイズ 長文の文章記事が続いてすみません(^^;。いざ書こうと思うといろいろ書きたい事があるのでこつこつと更新していきたいと思います。本当はイベント出展時などにお客様にその場で直接ご説明出来れば良いのですが、全部お伝えするにはかなりのお時間を頂戴する事になってしまうので(もちろんご質問がありましたらその場で出来る限りのご説明はしますので遠慮無くどうぞ!(^^))こうして文章化しておけばいつか読んで頂ける機会もあるんじゃないかと願いつつ、今回は「ネイルチップのサイズ」についてです。ネイルチップ販売をしていると、「私って爪が大きいのよ〜(だからネイルチップなんて無理)」とおっしゃる方が、結構たくさんいらっしゃいます。まずこの「結構たくさん」の時点で「そう珍しくはない」というのが伝わるかと思うのですが、ネイルチップのサイズがないほど爪が大きい方は本当に稀です。私の周囲では巡り会った事がありません。ネイルチップのサイズというのは指輪のサイズのような共通の規定サイズというものがありません。ネイルチップの種類ごとにサイズが違います。と、言うのも、ネイルチップのサイズというのは、爪の幅だけではなく、爪の形、爪の長さ、爪の根本から爪先へのカーブ、爪の左右のカーブ、など、様々な要因で全然違ってきてしまうものなのです。そのためネイルチップのメーカーごとどころではなく、ネイルチップごとにサイズが違います。現在【白詰】で使用しているのは『BEAUTY NAILER』さんというメーカーのネイルチップですが、こちらで製造販売しているネイルチップだけで何十種類とあります。その全てがちょっとずつサイズが違います。とても面倒臭い(ryそのくらいネイルチップのサイズというのは繊細なものなのです(^^;。実際、自分に本当にぴったりジャストフィット! というネイルチップを探すのは、本当にほんとーーーに大変な事だと思います。あ、そこの御方! 引かないでもうちょっと読んで!(笑)「爪の幅は合ってるんだけど、爪のカーブに合わない」もしくは、「爪のカーブは合うんだけど、幅が合ってない」という事がよくあります。全然合わなくてすぐ剥がれてしまうとなると問題ですが、少しの差であれば合わせる事が出来ます。爪のカーブに合わない場合には接着剤で隙間を埋められます。爪の幅や形が合わない場合にはファイル(ヤスリ)で削って合わせる事が出来ます。爪の長さが合わない(?)場合には短く切る事は出来ますが、これはデザインにもよるのでケースバイケースでしょうか。でも長さの問題はちょっと今回の話題からはずれるので今回はあまり触れません。(ご要望があればまた別途書きたいと思います〜)ネイルチップというのは大抵10サイズ〜12サイズ展開くらいで販売されています。何か共通の規定がある訳ではないので、製造販売しているメーカーによって違うためあくまでも一般的な話になりますが、数字が小さい方が大きくて、数字が大きくなるほど小さくなります。【白詰】で使用している物は「No.0」が一番大きくて「No.9」が一番小さい10サイズ展開です。この「No.0」という一番大きなネイルチップは、長さをカットしてそのまま「ペディチップ(足の親指の爪用)」に使用出来るサイズです。というか、実際に【白詰】で制作しているネイルチップはペディチップも含め同じ物を使用しています。【白詰】では「No.0」と「No.1」をペディチップに使用しています。つまり「手の親指の爪が足の親指の爪と同じかそれ以上大きい」という事でない限り、女性で「爪が大きくてネイルチップが使えない」という事は、まず、ありません。そして実際「私は爪が大きくて〜」とおっしゃる方にネイルチップを合わせて頂くと、大体の方が親指の爪に「No.1」のネイルチップがぴったりかそれ以下で、「No.0」のネイルチップを使用される方はほとんどいません。私が今までネイルチップを作らせて頂いた中でもお1人くらいです。男性の爪となると女性よりも一回り以上大きい事がありますのでこの限りではありませんが、前述の通りネイルチップには本当にたくさんの種類がありますし、ペディチップ用に販売されている物をハンドに使用する事も可能ですので、ネイルチップのサイズはかなり幅広いものだと思って頂いて大丈夫だと思います(^^)。ネイルチップは大きければファイルで削ってサイズを合わせる事が出来ますが、小さいネイルチップを大きくする事は出来ません。そのため多少大きめに設定されている事が多いですが、でもそれもメーカーや製品による差が大きいので、「市販の物を1回買ってみたけど合わなかった」というだけで諦めないでください(^^)。それはたまたま購入した物が合わなかっただけで、自分は一般の人よりも爪が大きい、という事にはなりません。逆に「自分は一般の人よりも爪が小さい」という場合には、爪が小さい人用のネイルチップも販売されています。市販の一般的なサイズの物を使用する場合には、自分でネイルチップを削って合わせるしかなくて若干面倒臭いですが(^^;。でも、全く使えない、という訳ではありません。ネイルチップのサイズは1mm違えば大違いで、ほんの僅かの差で自分の爪に合ったり合わなかったりします。ネイル業界として共通のサイズ規定という物が一切存在しないので、指輪みたいに1回測ったら後はサイズの番号を言えば良い、という訳にはいきません。お店ごとに使用しているネイルチップが違えばサイズが違います。サイズも合っていてデザインも気に入るネイルチップを探すのは大変かも知れませんが、1つお気に入りの使いやすいネイルチップが用意出来れば、後はお出掛け前にぺたぺたっと貼り付けるだけで爪のお洒落は完了です♪ネイルアートにはいろんな種類・方法がありますので、ご自身のライフスタイルに合わせてネイルチップも選択肢の1つに加えて頂けたら嬉しいです(^^)。PR 2013年02月01日 [諸々]豆知識 Comment(0)