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ネイルチップが繰り返し使えるかどうかは、
ネイルチップ本体ではなく、装着時に使用する接着剤によります。
それは私が作っているネイルチップだけではなく、
市販されているネイルチップ全般について言える事です。

但し、今回の記事では、
最近市販されているジェル状の柔らかい材質のネイルチップは除きます。
私に知識がなくて明確な事は言えませんが、
一般的なネイルチップとはまた取り扱い方法が少し違うのではないかと思います。
疑問質問は私ではお答え出来ませんので販売者等に直接お訊ねください。

話を戻します。

「ワンタッチネイル」と呼ばれているネイルチップは、
最初から裏面に「繰り返し接着出来る接着剤」が塗布してあるネイルチップの事です。
一般的な呼称としてだけではなく「商品名」としても存在しているので、
その辺りが分かり難いかも知れませんが(^^;。
【白詰】で販売しているネイルチップには、
特別お客様からのご要望がない限りは販売時に接着剤は塗布していません。

ネイルチップ用の接着剤には大きく分けて3種類あります。

１.両面テープ
２.繰り返し接着出来る接着剤/プリグルー
３.溶剤で溶かさないと外せない接着剤/グルー

1と2は1日だけ接着する事を目的としています。
1の両面テープで接着した場合には、
外した後は両面テープを取り除き、次に使う時は新しい両面テープを用意します。
2のプリグルーで接着した場合には、
外した後も接着剤を塗り直さなくてもそのまま次も使う事が出来ますが、
繰り返し使用するに従って接着力は弱くなります。
どちらの場合でも丁寧に扱えばネイルチップ自体は繰り返し使用する事が可能ですが、
装着後は必ず1日で取り外す事が必要です。
連日接着したままにしておくと接着剤部分に水分が入り込み、
爪が黴びる（グリーンネイル）などの危険性があります。

3は1度接着したら数日間そのまま接着し続けるのを目的としていて、
スカルプチュアなどに近い使い方をする物です。
外す時はネイルチップ自体をアセトンという溶剤で溶かさないといけないため、
ネイルチップは使い捨てとなり繰り返し使う事は出来ません。

その他にもいろんな種類の接着剤が市販されていますが、
「１日だけ接着して外す接着剤はネイルチップの繰り返し使用が可能」
「数日間接着して使う接着剤はネイルチップの繰り返し使用が不可」という原則は、
大概の接着剤に当てはまるかと思います。

「ネイルチップの使い方」で書きましたが、
ネイルチップを使用する際にサイズや形を合わせるために、
ネイルチップをファイル（やすり）で削らないといけない事があります。
その際に、事前に接着剤を塗布してしまうと、
削りカス（ダスト）が接着剤にくっついてしまい接着能力がなくなってしまいます。
結果として、接着剤を落として塗布し直さなくてはならず、無駄な手間が増えてしまうので、
【白詰】では事前の接着剤の塗布は行っておりません。

但し、ご購入時にご希望がありましたら接着剤（プリグルー）の塗布をさせて頂く事は可能です。
イベントでの販売時にはペディチップに限り、
その場でお使い頂けるように両面テープもご用意しております。
上記の「２.繰り返し接着出来る接着剤/プリグルー」は、
塗布後にしばらく乾燥させないと使用出来ないのでその場での使用には不向きです。
今は使わないけど接着剤は塗っておいて欲しい等のご要望も承りますので、
お気軽にお問い合わせください(^^)。



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