□ ペディチップの選び方 前回、ペディチップのサイズを選ぶための、爪のサイズの測り方を解説しました。その結果、近い数値のサイズがあれば良いのですが、中間くらいという場合は悩まれるかと思います。 そんな時の選択肢は2つ。■ 選択肢1:小さいサイズを選ぶペディチップは足元に貼り付けて使用するので、あまり細かいところまでは見えません。特に横側のカーブ(幅の部分)の端っこは、皮膚で隠れたり上から見た際には見えにくい部分なので、完全に隠れていなくてもバレにくいです。「爪が小さく見えて良い」というご感想もありました。ただもちろん限度はあります。■ 選択肢2:大きいサイズを選ぶ大は小を兼ねる、というやつですね。この場合大きすぎるとそのまま爪に貼ると浮いてしまうので、爪ヤスリなどで削って大きさを合わせます。ネイルチップは軟らかいので簡単に削れますが、上に載っているアート素材によっては少し手間がかかる場合も。爪の形も含めて自分の好きなサイズに調整ができるので、「小さすぎて使えない」みたいな事はありません。又、隙間が空く場合には装着に使う粘着剤を厚くして、隙間を埋めるという方法もあります。どちらの選択肢が良いかは個人の好みによる部分が大きいので、どちらが良いとは一概には言えません。ただ爪のカーブがきつめの場合は「選択肢1」、カーブがゆるい場合は「選択肢2」の方が比較的お薦めです。(詳細は後述します)さて。ここに同じデザインのペディチップが3サイズあります。 * 現在Sサイズは通常ラインナップにありません。このペディチップ実際に爪に載せてみます。私の通常使用しているサイズは「Mサイズ」です。 Lサイズも上から見るとあまり違和感はありませんが、一回り大きく隙間もかなり空くので普段このサイズを選ぶ事はありません。私は普段Mサイズを使用していますが、自爪が歪んでいるので少し自爪が見えていますね。Sサイズも上から見る分にはMサイズと同様に見えますが…… 横から見ると完全に自爪を覆いきれていないのが分かります。ただこれも上から見る分には隙間は見えないので、通常の使用では特に問題なく使用できます。さて。ここまで解説してきた「サイズ」は、ペディチップの縦横の長さ(幅)によるものです。ただ、ペディチップの「カーブ」によってもサイズ感が変わります。サイズ表の画像にも書いてありますが、「誤差・個体差がありますので 目安程度にお考えください」という事情はこの「カーブ」の状態にあります。本来、ペディチップは軟らかく柔軟性があるので、多少のカーブの差は合わせられるのですが。デザインによってカーブがゆるやかになってしまう物や、例えば全面シェルのデザインなどは、ペディチップ自体の弾力がほぼなくなってしまうので、カーブを合わせる事が難しくなります。そのため同じサイズでも装着感には差があります。次の写真は一例ですが、デザインは違いますが全部同じ「Mサイズ」で、上から見るとあまり変わらないように見えますが……長さと幅は全て同じサイズですが、カーブに注目するとそれぞれかなり違います。ただデザインによる性質などでカーブの差が出てしまい、(なるべく改善したいとは思っております……)実際に爪に載せた時の装着感も違ってしまいます。ペディチップ自体は軟らかいので、(全面シェルなどデザインにもよります)装着用の粘着剤をつけて押し付ければ装着はできてしまいますが、カーブが合わないペディチップを無理に装着すると、自爪を締め付けたり逆に引っ張られたりして、痛みが出る場合があるのでお薦めできません。ペディチップと自爪の間に隙間ができる場合には、装着用の粘着剤を部分的に重ねて厚みを調節するのがお薦めです。又、ペディチップの幅をヤスリで削って狭めた場合、相対的に少しカーブがゆるやかになるので、自爪のカーブがゆるやかな方はサイズに迷ったら、大きめの選んだほうが使いやすい場合があります。ペディチップのサイズには上記のように、様々な条件が組み合わさって「サイズ感」が変わるので、平素はなるべくご試着をお薦めしております。前掲のサイズ表も白詰独自のもので、他所様のペディチップとの互換性はありませんのでご留意ください。ここまでで「選び方」については大体解説したので、次回は実際に装着してみましょう〜。>> 「ペディチップの使い方」PR 2021年08月15日 [諸々]豆知識 Comment(0)