□ ペディチップの使い方 前回までの記事で、まず自分の爪のサイズを測って、そのサイズを元にペディチップのサイズを選びました。今回は実際にペディチップを貼ってみます。■ 準備私の爪を例に進めていきます。前回までに測った数字を元にして、ペディチップは「Mサイズ」を選びました。私の爪が「長さ14mm:幅18mm」で、Mサイズは「長さ15.3mm:幅18mm」なので、幅はほぼ同じですが長さが1.3mmほど長そうです。甘皮に合わせて載せてみると、足りない部分と余ってる部分があるのが分かります。それを解消するために載せる位置を少し下げてみます。甘皮に被せるように載せてみると、爪全体が隠れるので違和感なく貼れるように見えます。この状態でも使用できますが、装着する時には甘皮に粘着剤がつかないよう注意が必要です。又、皮膚の上にペディチップが重なるので、ペディチップの端が皮膚に食い込んで痛い場合があります。という事で、ペディチップを爪ヤスリで少し削ってみます。爪ヤスリはドラッグストア・コスメ売り場・100均などで購入できます。ほんの少しの差ですが、爪から溢れて皮膚に触れていた部分を削って整えました。最初より爪の形に合っているのが分かるでしょうか。アート素材によって削りにくい場合もありますが、ブリオンくらいなら爪ヤスリで削れます。ただ断面から剥落しやすくなったりするので、お手持ちのトップコートなどを塗っておくと安心です。前述のように遠目に見れば細部が分からないので、あまり爪の形に合わせる事に固執する必要はありません。むしろ「ペディチップの形」=「自分の爪の形」に見えるので、装着位置や粘着剤の厚みなどで工夫して、装着しやすい位置や方法を探してみるのも良いと思います。さて、では実際に貼ってみましょー。■ 貼り方今回、私はフットネイルを塗った上から、ペディチップを貼っていますが、剥がす時にフットネイルが剥がれる事があります。爪の保護のためにベースコートを塗った方が…という方もいますが、剥がす時にベースコートごと剥がれると、一緒に爪の表面も剥がれてしまう事があります。この辺りのことは粘着剤による部分も大きいので、どちらが良いかというのはなんとも言えません。個人の判断でご使用ください。 ピンセットはあれば便利ですが、写真に写っているのは実は毛抜きです(笑)。粘着テープを貼るのに使うだけなので、ピンセット的なものであればなんでも大丈夫です。粘着剤もいろいろ種類がありますが、今回は一般的な両面テープ式のものを使用します。 一般的に複数サイズのものが1シートになっているので、ペディチップに近いサイズのものを選びます。大きすぎる場合はハサミでカット、小さい場合は他のシールを切って付け足せば使用できます。ピンセットはここで登場。指で貼る場合にはなるべく粘着剤に触れないようにしましょう。 粘着剤を貼るのはどちらでもOK。凹面のペディチップより、凸面の自爪の方が貼りやすいと思います。と言いながら私はペディチップに貼る事が多いです。なんとなく。写真の赤い部分が両面テープの剥離紙ですが、これを剥がす前に自爪に載せてみて、浮いてる部分がないかどうか確認しておきましょう。ペディチップと自爪の間に隙間が出来る場合は、その部分だけ粘着剤を重ね貼りして厚みを調節します。無理に押し付けて貼ろうとすると、後でペディチップの弾力で自爪が引っ張られて、痛みが出る場合があります。 という事で装着!爪先から見ると概ね全体的に貼れているのが分かります。ペディチップを貼る時は、根元側の場所を合わせて貼るのが基本ですが、前述のように甘皮に被せて貼る場合などは、爪先の場所を合わせて貼っても特に問題はありません。軽く全体的に載せて位置を微調整して、最後に全体を軽く押し付けて密着させます。無理に押し付けないよう注意!粘着剤を使用して貼り付けた場合、ペディチップは必ず1日で外してください。粘着剤が水分を吸ったり隙間に異物が入ったままにすると、自爪が傷む原因になります。■ 外し方絶対に無理に剥がそうとしない事が大切です。自爪が一緒に剥がれます…。端の方から少しずつゆらして隙間を作り、根元側から爪先に向かって少しずつ力を加えます。粘着剤の種類にもよりますが、剥がれにくい場合はお風呂で粘着剤をふやかす方法もあります。但し、この場合はペディチップが傷みやすいので、なるべく短時間で作業をして水分を拭き取ってください。矢印の方向に力を加えて、隙間を作って細い棒などを差し込んで浮かせます。ネイル用のウッドスティックもありますが、差し込めればなんでも良いです。貼る時に使ったピンセットなども使えます。繰り返しになりますが、絶対に無理に剥がさないようにしましょう。ペディチップより自爪の方が大切です。剥がした後の粘着剤は取り除いておきます。どうしても残ってしまう場合には、エタノールで拭き取ると剥がれやすいです。※ 除光液で拭くとペディチップが溶けます。 必ずエタノールを使用しましょう。以上。長々と書いてきましたが、基本的には本当に「爪に貼るだけ」なので、気軽に使って頂けたら嬉しいです。この記事を読んでもよく分かんないよ! という場合は、ブログのコメントでも、SNSでも、メールでも、お気軽にお問い合わせください。少しでもペディチップしようのハードルが下がれば幸いです。m(_ _)mPR 2021年08月20日 [諸々]豆知識 Comment(0)