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ハンコを作って頂きました

文字ばかりの更新が続きましたが。
久しぶりの写真付き更新!
でも私が作った物ではなくて今回は作って頂いた物のご紹介です(*´ω`*)。

以前から出展時に使うロゴなどのハンコが欲しかったのですが、
具体的にどんな物をどこにどうやって頼めばいいのか悩んでおりました。
でもいつまでも悩んでばかりいても仕方がないので、
この作家さんにお願いしよう! と心に決めてこの度いろいろ作って頂きました。
お願いしたのは消しゴムハンコ作家の【シホハンコ】さん。
私の漠然としたイメージと拙い説明を丁寧に汲み取ってくださって、
快く制作をしてくださいましたm(_ _)m。

今回お願いしたのはこの3種類。



住所印とロゴ用ハンコが2種類。
小さい文字ばかりなのに快く引き受けて下さって感謝です!
どのくらいの小さいサイズまで作って頂けるのか分からなかったので、
「このくらいの紙に押したいんです」というお話しをして、
そこから制作可能な範囲で使いやすいハンコのサイズを考えてくださいました。
ロゴ用のハンコは1cm角程度。



今のところこんな感じで使用予定?(*´艸`*)
まだ具体的な出展スケジュールは決まっていませんが、
今後の出展時にはタグなどいろんなところで使わせて頂く予定です。
手書き風のあたたかい雰囲気のハンコが欲しかったので大満足♪
ロゴのハンコもそうなのですが、
まさか自分の住所を見て「可愛い!」と言う日がくるとは思いませんでした(笑)。

お願いしたのは3種類だったのですが、
完成品が届いてみたら、なんと、可愛いおまけ付きでした。



「おまけです」とバラのハンコを付けてくださいました(*> <*)。
そしてハンコ作家様ならではの可愛いカードの裏には直筆の丁寧なメッセージが。
届いた時のラッピングなども全てが可愛くて、
隅々まで配慮が行き届いていて本当に【シホハンコ】さんにお願いして良かったです♪
本当にありがとうございました!

最後に余談ですが。
住所印に彫って頂いた「爪飾屋」という文字。
「そうしょくや」と読みます、というか、読んでください(笑)。
今までもイベント出展時に置いている看板には書いていたんですが、
【白詰】だけだと何屋だか分からないよなぁ…という事で、
「爪」の文字を使った言葉を添えてみました。
「爪の装飾」という意味で「装飾」の音と掛けて「爪飾」で「そうしょく」なのですが、
造語ではありますがネイルアート業界ではたまに見掛ける言葉です。
特に「ネイルチップ」を指す言葉だったりはしないんですが、
「ネイルチップは爪のアクセサリー」だと思って制作をしているので、
「爪の装飾品」という事でこの言葉を選びました。
もちろん一般的な単語ではないので、なんだこれ、と思われるかも知れませんが、
その「なんだこれ」が目を惹いてくれたらいいなーとも思ってます(´ω`)。
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ネイルチップのサイズ その2

以前「ネイルチップのサイズについて」という記事を載せてから、
「ネイルチップのサイズが合わない」「ネイルチップが小さい」というようなキーワードで、
検索サイトからいらっしゃる方が少し増えたようです。
実際にそういう悩みを持って検索していらっしゃった方々には、
以前の記事は少し不親切かと思い、今回はその記事の補足みたいな内容です。
記事が長くなってしまうので【白詰】で販売している物については棚上げします(^^;。
【白詰】で販売している物についてはまた今度改めて!
という事で、今回は一般的な市販されているネイルチップのサイズ展開についてです。


多分、ネイルチップが小さくて使えないというのは、
「市販のデザインチップが合わない」という場合なのではないかと思います。
(デザインチップ=すでにネイルアートが施された状態で売っているネイルチップ)
市販のデザインチップには大きく分けて2種類あります。

1.10枚セットで売っている物。
2.それ以上の枚数をセットにして売っている物。


前者の10枚セットの物は「両手分」の大体のサイズで制作されているもので、
ネイルサロンの店頭などでもよく売られています。
これは最初から両手分のネイルチップのサイズを勝手に想定して作られている物で、
サイズの幅はあまりありません。
そしてどんなサイズで作るかは制作者によります。
「なるべく多くの人が大体使えそうなサイズ」を選ぶのが普通ですが、
それ以外に「見栄え」とか「作りやすさ」などもサイズを選ぶ基準になったりもするので、
「市販のネイルチップ」=「一般的なサイズ」かどうかは微妙なところです。

その中でどんなサイズを選ぶのかというと、
イメージとしては大体こんな感じ。

親指[大] 人差し指[中] 中指[中] 薬指[中」 小指[小]

この5枚セットで片手分。
真ん中の[中]のサイズ展開は制作者によってばらつきがありますが、
多いのは「人差し指」と「薬指」のチップは同じサイズで、
「中指」だけ1サイズ大きい、という組み合わせ。
この場合は片手分5枚で使われているネイルチップは4サイズ分。
真ん中の3枚のチップサイズをそれぞれ違う物にしたとしても5サイズ分。
それを2セット10枚で両手分です。

私が今まで実際にチップサイズを測らせて頂いた方々では、
真ん中の3つの指の爪は「中指>人差し指>薬指」の順に小さくなる傾向にあります。
しかし実際にはこの3つが同じサイズだという方もいますし、
「中指・人差し指」「人差し指・薬指」などの2つが同じサイズだったり、
全部それぞれサイズが違ったりといろいろですし、
そもそも左右の手で爪のサイズが違う方も多いです。

そんな両手分10枚それぞれサイズが微妙に違う爪を、
4サイズ、もしくは、5サイズのネイルチップで全て賄えるかというと……
残念ながらやっぱり難しいです。

そのため「じゃあもっと多くの枚数をセットにすればいい」というのが、
最初に挙げた「2.それ以上の枚数をセットにして売っている物」です。
こちらは大量生産されている、
ドラッグストアやバラエティーショップなどで売られている物に多いです。
多い物で20枚以上がセットになっている場合があります。
10サイズのネイルチップ×2枚ずつと、
よく使われるだろうサイズのネイルチップが追加で数枚ずつ入っていたりします。
これだけのサイズがあれば大体自分の爪に合ったサイズが選べます。

自分に合ったサイズを選べて万々歳!
……のようにも思えますが、
この場合の問題点は「全てのネイルチップにアートがしてある訳ではない」という事。
パッケージの表に並んでいる数枚のネイルチップ以外は、
ほとんど無地のネイルチップ、という事も多いです。
自分が使いたいデザインのネイルチップが、
自分が使いたい場所の爪のサイズと合うかどうかは……やっぱり難しいですね。
さすがに1枚もアート付きのネイルチップが使えないという事はないと思いますが、
両手分バランス良く配置出来るかどうかはやってみないと分かりません。

「だったら全てのネイルチップにアートすれば!」と思われるかも知れませんが、
そうなると当たり前ですが値段が跳ね上がります
半分以上が使えずに無駄になるのが分かっている物を、
そんなに高い値段を出して買いますか? …という問題が残ります。

ネイルチップをレディメイドで販売するのは、
「サイズ」と「枚数」と「値段」のバランスがとても難しいです。
安いネイルチップで試してみて、
使えそうだったらもっと高いやつを…と思ってみても、
以前の記事に書いたように使っているネイルチップが違えばサイズが違うので、
同じように使えるかどうかはやっぱり使ってみないと分かりません。

「どうしても自分のサイズで! 好きなデザインで!」という事であれば、
残る手段は「オーダーメイド」になります。
ネイルサロンでも作って貰えるところがたくさんあります。
きちんとネイリストさんと相談しながら、
自分のサイズで、自分の望むデザインで、オリジナルのネイルチップが作れます。
但し、レディメイドで販売されている物の数倍の値段がします。
もちろんそれだけの価値がある物ですし、
普通にジェルネイルなどを施術して貰うのと比べれば同じくらいの価格帯だと思います。

でもやっぱり高い! という場合はネット通販がお薦め。
市販のレディメイドのネイルチップと同じくらいの値段で、
自分のオリジナルサイズでオーダーが出来るショップがたくさんあります。
サイズは自分で柔らかいメジャーなどで測るか、
ショップによってはサイズ計測のためのネイルチップを郵送して貰えるところもあります。
但し品質はピンキリです。
ネイルチップの制作には特に資格試験が必要な作業ではありませんので、
プロのネイリストが本業の片手間でやっていたり、素人が趣味程度でやっていたり、
その制作背景はショップによっていろいろです。
ネイルチップはとても小さく細かい物なので、
モニター越しに写真を見ただけでは気付かなかった部分や分からない事がたくさんあります。
購入して完成品が届いてから「しまった!」と思う事もある……かも?
逆に言えば、安くて品質の良いものを販売しているショップもありますので、
そういうショップを見つけられれば1番無駄もなくて良いかも知れません。


大きいネイルチップはファイルで削れば小さくなりますが、
残念ながら小さいネイルチップを大きくする方法はありません。
市販品はサイズもデザインの配置も選べないかわりに値段が安いです。
サイズもデザインも選びたいとなるとやっぱりオーダーするしかありません。
但しそれなりの値段がする場合があります。
どんな方法を選ぶかは購入する側の予算だったり使用目的などによりますので、
ネイルチップを買うにはいろんな選択肢があるんですよ〜という事だけでも伝われば嬉しいです(^^)。

長々とお付き合いありがとうございました!

市販品によくある「間違い」

市販のネイルチップの使用説明書などに、
「まず最初に自分の爪を除光液で拭きましょう」と書いてある場合があります。

これは間違いです。

敢えて断言しますが。
そもそもこの「爪を除光液で拭く」事の目的は、
爪に残っている油分などの汚れを除去して接着力を高める事なのですが。
それが除光液である必要性は全くありません。

除光液には溶剤が含まれています。
代表的なのが「アセトン」です。
これはとても強い溶剤で特に油分をよく溶かすため、
爪自体に含まれている油分や水分を除去してしまい乾燥に繋がります。
ネイルカラーを除去する際にでも必要以上に使わないように注意が必要なほど、
爪にはあまりよくない成分です。
現在は「アセトン」が入っていない除光液もたくさん市販されていますが、
「アセトン」以外の溶剤が含まれている事には違いはありません。
多かれ少なかれ「アセトン」と同じように爪にダメージを与える可能性があります。

溶剤が含まれている除光液は爪を乾燥させます。
そのため除光液には爪をなるべく乾燥させないように、
油分などの爪に潤いを与えるための成分が含まれている場合があります。
考えてみてください。
「爪の油分を除去するために油分の入った除光液で爪を拭く」
残念ながら明らかに本末転倒です。

更に言えば。
ネイルチップは除光液で溶けます。
爪を除光液で拭いた後に、指や爪に除光液が残っていた場合、
次に触ったネイルチップを傷める可能性があります。

そんな訳で。
良い事が1つもありません(^^;。

【白詰】ではネイルチップを貼り付ける際には、
エタノールをコットンなどに含ませて爪とネイルチップを拭く事をお薦めしています。
エタノールがない場合には石鹸などで軽く水洗いするだけでも充分です。
この場合にはきちんと水分を拭き取る事が大切です。
その際にも埃などが残らないようにペーパータオルの使用がお薦めです。

大切なのはネイルチップの接着面に油分・水分・埃などの異物が残らないようにする事です。
特別強い溶剤や消毒液のようなものを使用する必要はありません。
特に頻繁にネイルチップを使用される場合には、
その度に爪を除光液で拭いていると乾燥が進みますので是非お気を付けください。
大切なのは爪のお洒落よりも爪の健康です!(^^)



  • @2021.12.12